屯留編は合従軍戦が終わってから2年後のこと。巻数で言うと34巻~35巻とかなり短いです。
そのせいか、どんな話だったかな?さらっと読んじゃったから、どんな話だったか忘れた!といった方が多いです。
そこで本記事では、屯留で起きた反乱「屯留編」についてあらすじや感想をまとめます。
どんな話か思い出したい方や、感想を共有したい方は必見です。
「キングダム」屯留編の見所と考察
ここからは、屯留編の見所と考察について。以下3項目が本作の見所であり、それぞれ考察を踏まえて感想をまとめていきます。
- 反乱の黒幕
- 成蟜と瑠衣の絆、愛
- 嬴政と成蟜の関係性
反乱の黒幕
この反乱の黒幕は呂不韋です。やっぱりそうかという感じですよね。
呂不韋は反乱の1年ほど前から屯留の城主代行を務めている蒲鶮と関わりがあり、この反乱が終わったら屯留を与えるとして、反乱を起こさせました。
呂不韋の狙いは、大王陣営の弱体化と、成蟜を反乱の首謀者にすることによって、秦国の人々の王族への不信感を煽ろうとしたと考えられます。
玉座につくためには何でも利用する執念は本当に恐ろしいですね。
成蟜と瑠衣の絆、愛
成蟜がかつて起こした反乱の後、ほとんどが成蟜の下から去ったが、ずっとそばにいた瑠衣。
最終的に兵を連れた蒲鶮と相対し、成蟜は命を落としてしまいます。
成蟜のために必死に走る瑠衣の思いや、最後に成蟜が瑠衣に言った「初めて会った時からずっとお前に惚れている。」という言葉など、終盤はグッとくる場面が多く、涙なくして見れません。
嬴政と成蟜の関係性
成蟜は最後に瑠衣に対して、「残った俺の一派は瑠衣がまとめ、政のもとへ一本化しろ。」と言っていましたね。
やっと味方として兄弟で力を合わせてやっていこうという時にこれに巻き込まれてしまったのはやはり悔しいですね。
政も成蟜もお互いもっと話したかった、話すことが沢山あったと描かれていて、複雑な難しい関係性でありながらも兄弟であり、お互い思うことが沢山あったのだなと感じた場面でした。
「キングダム」屯留編まとめ
最後に、屯留編についてざっくりまとめると、
王弟・成蟜が玉座奪還のために起こしたと思われていたこの反乱は、実際は全て秦国の玉座を狙う呂不韋の謀略によって起きたことであり、それによって、最終的に成蟜は命を落としてしまうという流れでした。
長いキングダムのストーリーの中ではたった1つの出来事ですが、成蟜の変化や、飛信隊の進化、愛や絆といった人間の温かみを感じられる良いエピソードだったと思います。
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
以上、屯留編のあらすじ・感想まとめでした。
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