「キングダム809話以降のネタバレ考察」剛京は捕らえられる？南陽城主は騰将軍！

2024年8月30日2024年8月31日

本記事は、キングダム809話以降で考えられる展開の考察記事です。全体的な展開予想は、こちらの「キングダム」ネタバレ809話の展開考察【南陽を味方につけて王都も無血開城を狙う】をどうぞご覧ください。

さて、前回は南陽城へ入場して、ひとまず役人が来るまでは騰将軍が代理で長官となりました。新鄭攻略のカギは南陽が握っていると考えている騰将軍は、とにかく南陽を丁重に扱いましたよね。

今後、韓には協力関係となり、一緒に手を取り合って中華統一を目指すことになるので、侵略者として侵攻してきたと言うわけではないと、南陽に示す必要があったのでしょう。

しかし、咸陽から来た南陽を統治する役人「剛京」はいわゆる暴政をするタイプで、南陽の民にかなりきつい言葉を投げかけ、その様子を見た騰将軍はかなり怒っている様子でした。

ここまでで前話は終了したのですが、809話以降では騰将軍と剛京はどのような関係になるのか。今後のことを考えて、騰将軍は剛京を南陽城主とはしないのでしょうか。このあたりを本記事では考察していきます。

809話以降の3つの考察

808話では、剛京が暴政をしようとするシーンが描かれて終了しました。具体的にどのような発言を剛京がしたのかと言うと、以下のとおりです。

かなりきつい発言だったかと思いますし、これを読んだ読者も同じように「きつい」と感じたのでしょうが、「敵国を統治する」という意味では、剛京のやり方は間違っていなかったと考えています。

というのも、言っていることはすべて当然のことだからです。「秦法に従って生活をしてもらう」「従わなければ斬首もあり得る」「韓の旗を降ろす」「反乱の拠り所となる龍安の首をはねる」は、統治するという意味では常識です。

よって騰将軍は、ひとまず剛京の統治を静観するのではないでしょうか。さすがに咸陽から来た役人に対して、いきなり文句を言うのもおかしな気がします。

騰将軍は、あくまでも現場で戦う兵士。統治は役人の仕事なので、首を突っ込むわけにはいかないのです。

ひとまずは剛京の統治を静観すると考えられる騰将軍。しかし、誰よりも先の展開を描くことができる騰将軍は、新鄭攻略のために、自身の仕事の範囲を超えることながら、南陽統治に口を挟むと考えられます。

当然、役人である剛京は口を挟まれていい気はしない。必ず揉めます。しかし、騰将軍は止まらない。南陽の民、飛信隊、騰軍、役人たちの前で、以下のような内容で声を荒げるのではないでしょうか。

この戦争は「侵略戦争」ではない。中華統一のための戦争。侵攻後は手を取り合い、1つの国となる必要がある。これを理解していないなら今すぐに咸陽に帰れ！

珍しい騰将軍の怒号。しかし、剛京はプライドだけはいっちょ前にありそうなので、当然咸陽には帰らないでしょう。よって、騰将軍が取る行動は・・・

先のことを考える騰将軍は、このまま南陽城主を剛京にしてはいけないと考え、六大将軍という立場で「剛京を拘束」するのではないでしょうか。そして、そのまま南陽城主は、引き続き仮で騰将軍となります。

これを見た南陽の民は何を思うでしょうか。侵略された側からすると、恐怖と怒りで心は埋め尽くされていたでしょうが、ここにきて「安心、希望、未来」といったプラスの感情が芽生えると思います。

新鄭攻略のカギは南陽が握っていると考えていた騰将軍。恐らく新鄭も南陽と同様に無血開城を狙っており、南陽の信頼を得、侵略後の扱われ方を南陽で示そうとしていたと予想できるのですが、その目論見通りとなると考えられます。

ここで一つ疑問が・・・「中華統一は侵略戦争ではない」という考えは、当然ながら秦王の考え。その考えは、騰将軍のような六大将軍だけでなく、当然ながら咸陽の役人にも伝えられているはず。

とくに役人は侵略後の統治を任されることになるので、「一番間違ってはいけない」人物です。にもかかわらず、なぜ剛京という、中華統一を理解していない役人を咸陽から送ったのか。

これは、恐らく昌平君と騰将軍の策。そもそも、「大軍で攻めて、南陽にいる兵力を王都へ下がらせる。そして南陽一帯を無血で手に入れる」という策は、実は問題を先送りにするだけでした。

というのも、南陽の兵力は無傷で王都に向かうので、王都へ侵攻するには結局は戦うことになるからです。

だからこそ、昌平君と騰将軍は、そのさらに先の新鄭も同様に無血開城させるために南陽城を利用しようと考え、剛京という無能を送り込んだのです。

以上、キングダム809話以降の考察でした。他にも当サイトではキングダムの考察記事を多数用意しているので、気になる方は以下のリンクから考察記事をどうぞご覧ください。

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